2019年優先トレードの振り返り

今年も残すところあとわずかになってきましたので、今年の元旦に期待トレードとしてあげた優先順位の高い10トレードの振り返りを行いたいと思います。
10 新規事業投資の拡大 ○
多くの案件の仕込みを行いましたが、どれも収益貢献するまで1年以上はかかるので、来年以降の刈り取りになります。
9 海外不動産分散投資の拡大 ×
市場全体が高値を継続したこともあり、新規投資は行いませんでした。ただ、海外不動産節税が出来なくなったので、来年以降、特にハワイのような日本人投資比率が高い地域などでは、価格下落が起こり、ようやく買い場が訪れるのではないかと思います。
8 節税保険の拡大 ○
今年の2月に急遽制度見直しが起きたため、駆け込み契約をしております。今となっては完全にお宝保険扱いです。
7 世界株インデックス投資の再開 ×
収益率が高い他の投資に資金とエネルギーを割いていたこと、及び将来的な下落の可能性が高いと思われるので、こちらは不実行でした。
6 融資を使った太陽光、不動産のレバレッジ投資の拡大 ×
融資が出なくなっていますが、思った以上に価格は下がっておらず、様子見を継続しました。俗にいうメガ大家さんで大きく買い増しした人は多いようですが、更なる下落が起きると思っているので、買うとしてもナンピンを継続できる規模で分散投資を心がけたいと思います。
5 助成金、補助金を活用した事業投資の拡大 ○
保育、グループホーム 、障害者施設など、多くの助成金ビジネスに新規投資を行っています。またIT補助金なども利用しました。
4 不動産売却あるいはリファイナンス ○
複数案件のリファイナンスを進めることで、低利での資金調達を行いました。ただ市場全体の価格は大きく崩れてはいないので、再投資先が少ないことが問題点です。
3 法人売却準備 ○
高値で売却する各種施策の準備を進めました。
2 組織再編によるリファイナンス △
リファイナンス自体は機動的に出来る状況は整いましたが、再投資先がないため、実行は行っておりません。
1 海外を活用した、タックスアービトラージトレード ×
既にスキーム自体は整っておりますが、最高値で売るための施策を進めていたこと、及び再投資先がないこともあり、実行には移していないです。
全体を総括すると、相場全体が大きく崩れてはいない状況なので、新規投資を抑えつつ、来るべき大きな買い場にむけて、節税や助成金、及び利益率の高い新規事業への分散などで、より筋肉質な体質を追求した年となります。
反省点としては、守りを固めすぎた可能性もあるので、もう少し積極的に買い進んでもよかったかもしれないとは思っています。もちろん来年以降より安く買える可能性も高いので、結果は神のみぞ知る、ということですが。