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お宝終身ガン保険のリターンは?

2012年まで、単純返戻率が100%を超えるのに全額損金計上加入という、今考えるとまさにお宝と言える終身がん保険がありました。

今回は、そのお宝保険のリターンは実際にはどれくらいか、検証したいと思います。

今月末で売り止めになる全損保険が5〜10年で単純返戻率のピークを迎えて、以降は減少していくのと比べて、お宝がん保険は、単純返戻率が15年前後で100%を超えてからもずっと増加を続けていきます。

そのため、節税効果を加味した実質返戻率は、今回の保険が110~130%程度なのに対して、160〜170%とパッと見は非常に魅力的な数字になっています。

ただ、問題はその数値に到達するのが15年後以降のことが多く、5〜10年程度の解約返戻率は、今回売り止めになる保険と対して変わらず85%前後のものが多いです。

具体的にIRRを計算すると、IRRのピークは実は5〜6年後で6〜7%となり、その時点でのIRRを比較すると、実は今回の商品と大差ない状況です。

あとは、10年、20年と時間が経つにつれてIRRは下がっていき、20年後で2〜3%となります。

そう考えると、マックスリターンは今回の保険もお宝がん保険も、退職金の節税効果が高まる6年後前後という点で、対して変わらないですが、20年経ってもIRRがプラスで維持されるので(今回の保険はピークから数年後にはマイナス)、お宝がん保険の方が、解約のタイミングの自由度は極めて高く、全損保険のトータルリターンは出口戦略で決まるということからも、価値が高いと思われます。

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