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投資家は性善説でいるべきか、性悪説でいるべきか?

投資家は性善説でいるべきでしょうか、それとも性悪説でいるべきでしょうか?

人を疑って生きていくのは嫌だ、損をしてもいいので人を信じていたい、だから性善説でいたいし世の中はそうあって欲しい、というのは非常に共感できる素晴らしい考え方です。出来れば私もそうありたいですし、そういう世の中であって欲しいです。ただ、現実的に考えた場合、性善説の投資家は中長期的にはいずれ悪徳業者等に騙されて損失を被ってしまいますので、性悪説で考えた方が、投資家としては成功出来ると思います。

もちろん人との信頼関係は大事ですし、信頼できる方々と協力することで始めて、事業は拡大していくことも間違い無いです。全員を疑っていたら仕事にならない、それはまさにその通りですが、心がけとしては、無条件で相手のことを信用するのではなく、性悪説に基づき、カウンターパーティーリスク等を適切にコントロールしながら、出来る限り多くの業者の方々とおつきあいをしていくべきでしょう。

そして、信頼できる業者の方を見つけても、盲信するのではなく、常に性悪説に基づきリスク管理すべきです。

また業者の方だけでなく、バイトや従業員の方も同様です。最近、「バイトテロ」という言葉も流行っている通り、バイトの方の悪ノリがSNSで拡散されて、株価が大暴落する、ということが頻発しており、まさに最大の敵は身内にあり、とも言えます。

人間というものは、100%悪人もいなければ100%善人もいません。常にその間を行き来しており、また同じ人でも状況によって、悪人にもなれば善人にもなります。

貧すれば鈍する、という諺があります。

数多くのバブルとその崩壊を見て来た中で、バブル期には非常に信用できる方だった人が、バブル崩壊と共に資金繰りが苦しくなり、お金の持ち逃げや計画倒産等という例は沢山見てきましたし、実際に複数回被害にも遭いました。

リスクヘッジの為に、帝国データなどで会社情報を調べ上げ、取引金融機関経由などでも経営状況などを調べ上げ、ピカピカで問題ないと確認し、更に担当から社長までとも深い人間関係を構築しても、いざ自分が苦しくなると「背に腹は変えられない」のが人間の哀しいサガなのです。人は自分を守る為なら、平気で裏切ります。況やたかが仕事関係者なんて、裏切らないはずがないです。

諸行無常であり、万物流転ということだけが、この世の中の真実です。

結局、信用して最後に泣きを見るのはアナタ自身です。

相手の方を信じるのであれば、その人の為だったら損をしてもいい、そう思える人だけ、そう思える金額だけ、にしましょう。

信じるということは、相手に裏切られて発生する全ての出来事も受け入れると覚悟すること、に他なりません。

ネットでは公開されていない悪徳業者の情報交換を行なっていますので、オンラインサロンまでご参加ください。

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