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太陽光、最適な借入比率の結論は?

過去数回にわたり、太陽光の様々な借入比率でのシミュレーションを行ってきました。

その結論としては、レバレッジ比率が高くなればなるほど、

①シャープレシオは下がる

②ノーマル〜ポジティブシナリオの場合はリターンが増える

③ネガティブシナリオの場合リターンが下がる(多くはマイナスに)

ということです。

極めて当たり前のことですが、ネガティブシナリオが起き得ないのであれば、極力レバレッジをかけることがリターンを極大化することになります。

ただ、ここでいうネガティブシナリオとは、売電量の低下、金利上昇、利回り上昇、販管費上昇などで、起きる可能性は高くはないが、起きなくはないシナリオと思われます。

かつ金利上昇などはスワップなどでヘッジ出来ますが、それ以外は保険などで完全にリスクヘッジすることが難しいため、決して軽視することができるリスクとも言えないと思われます。

そう考えた場合、リスクが比較的低いと思われている太陽光ですが、20年の長期で考えると様々なリスクに晒されており、保険やデリバティブなどでそのリスクを完全にヘッジすることは難しいので、不慮の事態に備えて、現金をなるべく多くリザーブしておくことが重要かと思われます。

もし将来的にも手元現金が常に少ない状態が予想されるのであれば、極力レバレッジ比率を落とすことが重要です。

ただ売電量低下リスクは分散をすることが可能なので、同じ100を投資するとしたら、全額現金で1つの発電所に投資するよりは、レバレッジをかけて複数の発電所に投資した方がいいと思われます。

リターンを増やす手段というだけでなく、リスクを分散させるためにレバレッジをかける、という考え方もありかもしれないです。

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