自販機設置は儲かるのか?
自動販売機の設置条件として、通常よくあるパターンが3年契約で、設置協賛金15〜20万を貰えますが、電気代が年間5〜6万前後です。
売上ですが、日本全国の平均売上が自販機1台あたり年間100万前後のようで、その20〜30%がオーナーの取り分となります。
すなわち、すごい乱暴な議論をすると、全て契約内容次第ですが、契約時に15〜20万もらい、毎年6万円前後の電気代を払いつつ、20〜30万の利益が上がるビジネスです。
これだけ書くとオマケのようにしか感じられないですが、IRRベースで計算すると、初期投資が0なので、リターンは∞(無限大)となってしまいます。
それだと比較のしようがないので、業者との打ち合わせ費用などで仮に
1万円を経費として計上しても、IRR1000%弱、
10万円を経費として計上しても、IRR80%強、
となります。
上記計算はキャッシュフローだけみた場合ですが、実際は不動産の売却の際には、利回り10%で売却したとしても200〜300万の底上げ要因になります。
出口まで踏まえて計算すると、仮に経費10万円とした場合、
設置後すぐに売却でIRR1500%
1年後売却でIRR300%強
5年後売却でIRR90%弱
10年後売却でIRR60%強
のリターンになります。稀にみる高リターンの案件です。特に設置後すぐに売却のリターンはIRR1500%となります。
即ち結論としては、
自動販売機は絶対に設置すべし
特に売却前には絶対に設置が必須
と言えます。