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結局、節税保険はどういうケースに使うべきなのか?

過去何回かに渡り、全損保険、半損保険、それぞれを検討してきました。

今回は、それを踏まえて、最終的にどういうケースであれば節税保険を使うべきであるのか、という点を検証したいと思います。

まず全損保険ですが、以下のような場合であれば効果的かと思います。

①事業にボラティリティが高く、将来的に赤字になる可能性がある場合

赤字の年に全損保険を解約すれば、保険解約に伴う雑所得と相殺出来、節税かつ経営の安定化につながります。

将来的に大きく損金計上出来る投資の可能性がある場合

節税しつつ、積立が出来るので、悪くはないと思います。ただ、通常の設備投資だと減価償却になり、一部しか損金計上出来ないので、何に投資するか、ということが重要です。

逆に以下のケースは微妙です。

③解約して、再度同じような保険に加入してさらに繰り延べ

おそらく全損保険は無くなってますし、解約を繰り返すほど返戻率分薄まっていくので、やめておいた方がいいと思います。

そして、これは半損保険も含むのですが、以下の場合は要検討です。

個人に資産移転をしたい場合

全損保険の場合は、退職金、半損保険の場合は売却後、一時所得にて資金を法人から個人に移転します。

このスキームの場合の税引後IRRは1〜2%前後となり、意味があるのかどうか疑問になりますが、個人への所得移転という観点で考えると必ずしも悪くはありません。

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