大家なら誰でも出来る、利回り数十パーセントの投資とは?

不動産を1件でも持っている大家であれば誰でも出来る、利回り80%超えの投資があるのですが、それは何か分かりますか?
答えは非常に単純ですが、空室対策費になります。リフォーム費でも広告費でも何でもいいですが、空室を埋めるために使った費用で、空室による遺失利益を割ると、利回りは数十パーセントを越えることが多いです。逆にいうと空室のままほっておくということは、利回り数十パーセントの投資をみすみす見逃していることになります。
例えば、家賃5万の部屋が2年間空室が続く場合と、そこに50万円コストをかけることで、空室を埋める場合、単純に考えて、
120万円(5万円×24ヶ月分)÷50万円=240%
2年間ですが、利回り240%の投資となります。年利IRRでも数十パーセントにはなるでしょう。
そう考えた場合、新規の投資をするよりも、空室対策に現金を回す方がこう利回りとなる可能性が高いです。
もちろんレバレッジを効かせることで、それよりも高いリターンを得ることは今までは可能でしたが、昨今の融資引き締めの流れの中で、自己資金を要求されるようになってくると、同じキャッシュを使うとしても、新規に物件を購入するよりも、空室対策に使った方がリターンが高くなってくる局面も多くなってくるかと思います。